京都大学
2023 年 16 巻 1 号 p. 18-29
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
環境政策の現場では,金銭的インセンティブを用いない非金銭的介入への期待が高まり,介入費用が低いナッジの政策利用に注目が集まっている.そこで,本稿ではナッジの分類枠組みや介入効果を検証する実験手法を解説しつつ,環境資源経済学におけるナッジ研究の動向を整理する.さらに,研究と政策から得られた大規模なナッジ介入データを用いたメタ分析の結果を紹介し,ナッジ政策の可能性と限界を議論する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら