京都大学大学院経済学研究科
2012 年 5 巻 1 号 p. 46-76
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本稿では,主に地球温暖化問題への応用を念頭に,社会的割引に関する理論研究の動向をまとめる.問題の基本的な背景を確認した上で,特に不確実性と代替可能性に焦点を当てながら,近年の理論上の発展について統一的な枠組みの下で解説する.また,数値計算と具体例を用いて,理論的な研究成果がどのような政策的合意を持つのかを明らかにする.
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