実験音声学・言語学研究
Online ISSN : 1883-6763
設立記念大会
実験言語学の方向性
福盛 貴弘
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2009 年 1 巻 p. 19-24

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抄録

本稿は、本学会パネルディスカッション「記述と実験の架け橋」において話した内容をふまえて、(1)ルスロ以来の実験音声学の伝統をふまえた、記述言語学の延長線上にある実験言語学という位置づけ、(2)実験言語学における実験の考え方、(3)意味範疇の文法性判断への関与に関する成果の一例、(4)実験と理論はどういった関係であるべきか、の4点について論じている。

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