筑波大学大学院人文社会科学研究科 [日本]
2009 年 1 巻 p. 25-29
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音声言語と文字言語が本質的に異なる研究対象だと考える立場に立つと、20世紀の言語学は音声言語と文字言語のねじれた半面を重点的に研究してきたことになる。ねじれを是正するには、音声言語研究と文字研究を本格的に確立する必要があり、これこそが本学会が挑むべき課題のひとつだと筆者は考える。この考え方を踏まえ、本稿では実験文字学を構想し、研究の事例を紹介する。
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