都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
地域安全マップづくりの効果と要因に関する研究
北九州の事例
中村 寛樹
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キーワード: 防犯, 実践学習, 協働
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2015 年 13 巻 4 号 p. 168-173

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抄録

本研究では、地域安全マップづくりにおいて期待されている効果を規定する要因間の影響度を明らかにした。その結果、地域安全マップづくりでは、世代間交流やコミュニケーション、地域との関わりが重要な要素であり、安全・安心なまちへの理解そのものよりも影響度が高いということが分かった。今後の安全マップづくりでは、大学生を含む、世代を超えた様々の人と議論・交流し、コミュニケーションがとれる実施体制・デザインを考えていく必要がある。

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© (c) 日本都市計画学会
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