都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
高分解能衛星画像Geoeye-1を用いた詳細土地被覆情報の取得精度検証と分類手法の比較
港北ニュータウンを対象として
安藤 岳洋大西 暁生
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2015 年 14 巻 2 号 p. 153-157

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抄録

環境問題は人間活動に由来している。人間活動を表す一つの事象として土地被覆がある。もともと自然的な土地利用や被覆であった場所が、人間の活動が活発になるに伴い、住宅街や商業施設などに転用されていき、人工的な土地利用・被覆に変容されていった。この結果、現在の土地利用・被覆が我々の日常の活動を表す姿となった。これが原因となり、例えばヒートアイランド現象、景観破壊、生態系破壊といった環境問題が深刻化していった。本研究では、高分解能衛星画像の一つであるGeoeye-1画像を用い、異なる分類手法を試みることで詳細な土地被覆情報を取得し、これらの分類結果の比較・検討を行った。ここでは、ピクセルベースの分類手法である教師なし分類と教師付き分類に加え、近年広く用いられているオブジェクトベースの分類手法を試みた。

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© (c) 日本都市計画学会
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