都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
遠郊外住宅地の多世代間交流に向けた世代間意識の違いと交流可能性
季美の森住宅地を対象として
藤原 誠室田 昌子手嶋 裕高野 修一
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2016 年 14 巻 4 号 p. 347-350

詳細
抄録

本研究は、遠郊外に立地すると捉えられる千葉県季美の森住宅地を対象として地域の人々の居住行動や近所づきあいなどを把握し、その上で、活発な地域での住民交流や地域活動、相互学習に焦点をあて、多世代交流型社会の構築可能性を検証する。多世代型の地域活動の促進可能性や人材資源を活用した相互学習の可能性を検証したが、地域活動の可能性は十分にあると言え、相互学習は、頻度が低ければ可能性はあるが、今後のさらなる検証が必要である。

著者関連情報
© (c) 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top