2020 年 19 巻 2 号 p. 135-137
インフラの維持管理には膨大な費用や人材が必要である。これを解決するには、少子高齢化を迎える日本にとって、公費による所得の再分配機能は衰える一方で困難な状況である。そこで、例えば、野球チームやフットボールチームのエンブレムのようなシンボリックなデザインによって、「サーキュレーションする」、すなわち「広義な維持管理などをする」という意味である。例えば、「天竜川」と言っても一般的な「川」をイメージ出来ても、特定なイメージを持つ事が出来ないだろう。これをシンボルとしてマスコット・キャラクターを設定し、かわまちづくりに活かしたらどうだろうか。