都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
かわまちづくりの維持管理に関する「デザイン・サーキュレーション」に係る一考察
天竜川下流マスコット・キャラクター「りゅっぴぃ」による展開事例
尾藤 文人
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2020 年 19 巻 2 号 p. 135-137

詳細
抄録

インフラの維持管理には膨大な費用や人材が必要である。これを解決するには、少子高齢化を迎える日本にとって、公費による所得の再分配機能は衰える一方で困難な状況である。そこで、例えば、野球チームやフットボールチームのエンブレムのようなシンボリックなデザインによって、「サーキュレーションする」、すなわち「広義な維持管理などをする」という意味である。例えば、「天竜川」と言っても一般的な「川」をイメージ出来ても、特定なイメージを持つ事が出来ないだろう。これをシンボルとしてマスコット・キャラクターを設定し、かわまちづくりに活かしたらどうだろうか。

著者関連情報
© (c) 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top