都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
先買い方式の土地区画整理事業における北下がり地形を活かした集合住宅地の植栽空間の価値
小木曽 裕
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2020 年 19 巻 2 号 p. 218-223

詳細
抄録

区画整理事業の集合住宅地配置で、先買方式により一団の土地を集合住宅とした事例を取り上げた。住宅地の容積率の効率では、南下がりが有効と考えられるが、本研究では北下がり地形を活かした集合住宅地を研究対象とした。その結果、少し広めにとられた住棟間にある傾斜と芝地等のアンジュレーションが美しい・長年の植物管理もその場に合う様に管理されているなどの評価できることが示唆された。

著者関連情報
© (c) 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top