都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
ヤンゴンにおけるスラム居住者の生活実態調査報告
村尾 修山田 滉人田中 智大
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2020 年 19 巻 2 号 p. 271-276

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抄録

将来的に開発が進んでいくヤンゴンにおいて,持続的な都市開発を行うためにも防災的な視点を持ち続けることが必要であり,スラムに関する知見を得ることは重要な課題である.こうした背景の中で,スラム居住者の生活実態を明らかにし,生活に対する居住者の意向を把握することを目的として,通称「555」と呼ばれるスラム地区で調査を行った.本稿では,調査によって得られた世帯情報,居住の経緯,住居の所有権,インフラ,住宅状況,災害に対する認識,居住者の将来に対する意向に関する分析結果を報告する.

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© (c) 日本都市計画学会
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