都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
COVID-19流行時における都市公園の利用実態と密集状況
東京都の7つの公園を対象に
ウォンダラ ハルシット鈴木 茜竹中 大貴磯部 裕汰岡本 亮太松坂 大和真野 知也三木 裕子山崎 嵩拓泉山 塁威小泉 秀樹
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2020 年 19 巻 3 号 p. 318-323

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抄録

2020年、COVID-19流行時に生活行動が制限されている中、都市公園は運動や休息する場所として利用することができた。しかし、一部の公園では、密集状態を避けるために遊具などのパークコンテンツを封鎖する対応がとられていた。感染症蔓延の状況下において公園利用を継続するためには、公園内の密集防止措置を講じる必要がある。本研究は東京都内の7か所の公園を対象に、パークコンテンツに着目して利用実態及び密集状況を把握した。その結果として、遊具および観覧を伴う広場では密集度が高い傾向が示された。それを踏まえた密集を防ぎながら公園利用を可能とする方策を考察した。

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© (c) 日本都市計画学会
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