日本大学
2022 年 21 巻 3 号 p. 278-285
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本研究では、江戸期より多くの神社が位置し、かつ近代以降に急速に都市化が進行した東京都心三区の小規模神社を対象に、敷地面積が境内空間配置や祭具等の境内構成要素に与える影響について調査した。その結果、境内面積10㎡以上の神社であれば、境内構成要素を概ね満たすため、狭小ながらも最低限の神社としての格を保つことが確認された。一方、境内面積3㎡未満において設置できる境内構成要素は、外観がかろうじて神社であると判別できる程度であると確認された。
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