都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
花街建築の分布と変遷
秋田川反を対象として
阿部 七徳岡崎 篤行
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キーワード: 花街, 川反, 料亭, 置屋, 伝統文化, 芸妓
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2024 年 22 巻 4 号 p. 702-703

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抄録

花街は伝統的な歓楽街を表す日本の用語である。 日本の伝統文化を総合的に継承している。 川反は秋田最大の花街である。 本研究は、1926年、1937年、1965年、2023年における花街の建物分布の推移を明らかにすることを目的としている。 結論を以下に示す。 1) 置屋の数は 1926 年から 1937 年にかけて増加し、その後減少した。 2) 料亭の数は 1926 年から 1965 年にかけて増加していた。 3) 料亭が最も多かった地区は川反 4 丁目、置屋が最も多かった地区は川反 5 丁目であった。 4)置屋、料亭の多くは川反4丁目、川反5丁目に分布していた。

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© 日本都市計画学会
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