都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
自治体GISによる都市計画情報の公開に関する研究
新潟市とニューヨーク市における公開手法に着目して
阿部 由香里松井 大輔
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2025 年 24 巻 1 号 p. 87-88

詳細
抄録

本研究は、新潟市のeマップとNY市のZoLaという自治体GISの違いを明らかにすることを目的とする。eマップは該当箇所における詳細規制情報が一括で確認できる。一方でZoLaは日本よりも細やかなゾーニングが行われており、それに対して個別のレイヤーとして確認することができる。加えて、税区画問いS手詳細の建物や区画情報を知ることができる。二つの市は公開の内容や手法に違いがみられた。使用者が建築や住み替えをしたいと考えている地点が決まっているかどうかで両者に利点があるといえる。

著者関連情報
© 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top