リハビリテーション・エンジニアリング
Online ISSN : 2433-748X
Print ISSN : 1342-3444
研究報告
脊髄損傷不全対麻痺者に対してHonda歩行アシストを使用した経験 ―ロボット装着の有無による歩行パターンの変化―
鳥山 貴大浅井 直樹西村 直樹
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2022 年 37 巻 2 号 p. 97-103

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抄録

 歩行支援ロボットの有効性に関する報告は散見するが、ロボット装着の有無による歩行パターンの違いは不明である。本研究では、Honda歩行アシストの有無による歩行パターン相違について2次元動作解析ソフトを用いて比較した。対象は70代の女性、急性大動脈解離後にTh4以下の不全対麻痺(AIS/D)を呈していた。T杖を用いて監視歩行が可能であったが、歩行中の遊脚期に代償動作がみられていた。歩行評価はHonda歩行アシスト装着時、非装着時ともにトレッドミル上にて体重を部分免荷した状態とし、左下肢の歩行周期を2次元動作解析ソフト(Kinovea)にて解析した。結果、Honda歩行アシストの装着により、生理的な歩行パターンに近い歩行練習が可能であった。

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© 2022 一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会
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