理学療法学
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地域在住高齢者における主観的年齢と運動機能,フレイルおよび個人レベルのソーシャル・キャピタル強度との関係
高取 克彦松本 大輔
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論文ID: 11463

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抄録

【目的】地域在住高齢者の主観的年齢と身体機能および個人レベルのソーシャル・キャピタル(以下,SC)強度との関連性を明らかにすること。【方法】対象は地域在住高齢者294 名である。主観的年齢は対象者が主観的に感じる年齢とし,標準化した値を年齢ギャップスコアとして定義した。その他の評価として,Timed Up and Go Test(以下,TUG),30 秒立ち上がり,椅座位体前屈を測定した。また基本チェックリストおよびSC 強度を評価し,主観的健康感についても聴取した。【結果】主観的年齢は実年齢よりも有意に若く(p < 0.01),年齢ギャップスコアの平均は–0.14 であった。重回帰分析の結果,年齢ギャップスコアにはTUG(β = 0.18, p = 0.01),個人レベルのSC 強度(β = –0.19, p < 0.01)が関連していた。【結論】主観的年齢の若さは良好な運動機能と関連し,地域とのつながりの豊かさからも影響を受ける可能性がある。

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