抄録
〔目的〕Active Straight Leg Raise時に下肢が重いという感覚の有無と体幹筋および下肢筋の筋活動量との関連性を調査した.〔対象〕11人の男性健常者とした.〔方法〕被検者にASLRを実施し,重いと感じる側の下肢を判別した.さらに,負荷がある時と負荷がない時のASLR時における両側体幹筋および下肢筋の筋活動量を検討した.〔結果〕負荷がありで重いと感じる下肢挙上側と反対側外腹斜筋の筋活動量が同側外腹斜筋の筋活動量に比べてより低値を示した.さらに,負荷がない時に重いと感じる下肢挙上側と反対側中殿筋の筋活動量も外腹斜筋と同様のパターンを示した.〔結語〕ASLR時の下肢が重いという感覚の有無は,下肢挙上側および反対側外腹斜筋,および反対側中殿筋の活動性低下に関連している.