理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
骨格筋経皮的電気刺激が健常ラットの耐糖能及びインスリン感受性に与える影響
渡辺 裕之鈴木 重行岩田 全広坂本 圭井上 貴行坂野 裕洋
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2012 年 27 巻 4 号 p. 503-508

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抄録
〔目的〕健常ラットを対象として表面電極を用いた骨格筋経皮的電気刺激が糖代謝に及ぼす影響を検討した.〔対象〕9週齢のSD系雄性ラット29個体とした.全個体を,1日1回の電気刺激を7日間実施する群(7日群),1日のみ実施する群(1日群),麻酔のみを投与する群(con群)に振り分けた.〔方法〕電気刺激は大腿四頭筋に対し1日30分間麻酔下で実施した.介入の後,経静脈糖負荷試験(ivGTT)による糖消失率とeuglycemic clampによる糖注入率を群間で比較した.〔結果〕糖消失率は7日群が1日群及びcon群と比較して,糖注入率は7日群がcon群と比較して,有意に高値を示した.〔結語〕健常ラット骨格筋において繰り返される経皮的電気刺激は,耐糖能及びインスリン感受性を亢進させる.
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© 2012 by the Society of Physical Therapy Science
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