理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
ロボットスーツHAL®(Hybrid Assistive Limb®)福祉用の臨床応用にむけた症例研究
渡邉 大貴田中 直樹金森 毅繁斉藤 秀之長澤 俊郎小関 迪山海 嘉之柳 久子
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キーワード: ロボット, 歩行, HAL®
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2012 年 27 巻 6 号 p. 723-729

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抄録

〔目的〕ロボットスーツHAL®福祉用の臨床応用にむけて症例を観察することとする.〔対象〕HAL®装着適応患者採択基準を満たした10名とした.〔方法〕HAL®装着下でのトレーニングは20分~30分の1回とし,主評価指標は,HAL®装着前後の10 m快適・最速歩行時間とした.〔結果〕10 m快適歩行で4名,10 m最速歩行で3名においてHAL®装着後に歩行時間の短縮を認め,7症例からHAL®装着中や着脱後に足が軽くなったとのコメントを得た.著明な有害事象は認められなかった.〔結語〕HAL®装着中や着脱後に歩行動作の改善を認めるコメントが得られた症例では,HAL®福祉用装着の適応を考慮しても良いと思われる.

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© 2012 by the Society of Physical Therapy Science
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