理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
片脚立位で行う対側の最大等尺性股関節外転収縮によって生じる荷重側中殿筋活動
石田 弘廣瀬 良平小野 晃路江見 健太小橋 潤子篠原 沙織渡邉 進
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キーワード: 中殿筋, 股関節外転, 筋電図
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2013 年 28 巻 5 号 p. 631-633

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抄録

〔目的〕荷重位で中殿筋活動を促す運動の考案と,その運動時の中殿筋活動を定量化することとした.対象:健常成人男性31名とした.〔方法〕右下肢に荷重をかけた片脚立位で左股関節に対する最大等尺性外転収縮を行っている際の右中殿筋の筋活動を記録し,正規化のための基準とする右股関節外転の最大随意収縮時(maximum voluntary contraction:MVC)の筋活動で除した値(%MVC)を筋活動量の指標とした.〔結果〕運動時の筋活動量は108 %MVCを示した.〔結語〕本研究で用いた運動は,荷重をかけた状態での中殿筋の筋力増強運動のバリエーションを増やすことにつながるものと期待される.

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© 2013 by the Society of Physical Therapy Science
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