2013 年 28 巻 5 号 p. 635-640
〔目的〕Yamuna Body Rollingについて,筋弾性・伸張度と運動能力の効果を検証した.〔対象〕健常成人10名を対象とした.〔方法〕超音波診断装置により筋弾性と伸張度を測定し,片脚閉眼立位時間,前方・側方functional reach test,2steps,side stepの4項目に対し,Yamuna群とストレッチ群,さらに各群内においても介入前・後で比較した.〔結果〕筋弾性に有意差はなかったものの,Yamuna群において右側片脚閉眼立位時間,2steps,side stepにて有意差が認められた.〔結語〕Yamunaがコンデショニング方法の1つとして臨床でも有効であると示唆された.