理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
筋損傷モデルラットを用いた微弱電流刺激の効果
─筋の収縮力回復に与える影響─
鵜崎 智史坂口 顕川口 浩太郎塚越 累日高 正巳藤岡 宏幸
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2015 年 30 巻 6 号 p. 945-949

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抄録

〔目的〕筋損傷後の筋収縮力回復に対する微弱電流刺激(MES)の効果を明らかにするため,筋損傷モデルラットを用いた介入実験をおこなった.〔対象〕対象は10週齢Wistar系雌ラットとした.〔方法〕すべてのラットの左腓腹筋に筋挫傷を作成したのち,非介入群とMESを実施する群に分けた.MESは受傷翌日より毎日30分間実施した.評価項目を左足関節底屈の筋収縮力とし,受傷4日目より毎日測定し,非介入群とMES群で比較した.〔結果〕受傷6日目のMES群の筋収縮力が非介入群より有意に高くなった.〔結語〕筋損傷後にMESを実施することで,筋収縮力の回復を早める効果があることが示唆された.

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© 2015 by the Society of Physical Therapy Science
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