理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
脳卒中片麻痺患者の内反尖足に対する足部ストレッチング手技の主成分分析
山田 南欧美岡本 正吾山田 陽滋磯貝 香宮本 靖義河上 敬介
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2016 年 31 巻 5 号 p. 705-710

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抄録

〔目的〕拡張した主成分分析を用いた脳卒中片麻痺患者の内反尖足に対する足部ストレッチング手技の分析方法の開発.〔対象と方法〕理学療法士6名および脳卒中片麻痺患者3名.ストレッチング手技を定量化するため,力覚センサと三次元動作解析装置を用いて踵部に加わる力とモーメントおよび足部の角度を計測し,拡張した主成分分析を適応した.〔結果〕第1主成分は内がえしを校正しながら足部を背屈位へ導く共通した手技を,第2主成分は踵部に加わる内外転・回内外モーメントと背屈角度の個人差を,第3主成分は踵を押し引きする力の個人差を示した.〔結語〕我々が開発した分析方法を用いて,複雑なストレッチング手技を統計的に分析できる可能性が示された.

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© 2016 by the Society of Physical Therapy Science
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