抄録
〔目的〕新人教育における指導機会を集計し,チームビルディング視点から検討した.〔対象と方法〕新人職員13人と指導者97人を対象に,入職後3ヵ月間の指導量を集計した.〔結果〕指導量は,業務の自立段階でばらつきが大きくみられた.ステップアップが早い新人には,様々な経験年数を持つ指導者がバランスよく関わる傾向がみられた.一方,ステップアップが停滞する新人は指導者に偏りがみられ,人間関係の信頼度・充実度が低い傾向があった.〔結語〕ステップアップが進んだチームは,チームビルディングが有効に構築されたと考えられる.チーム教育を新人職員に取り入れることにより,チームづくりが発展できることが示唆された.