2018 年 33 巻 6 号 p. 879-882
〔目的〕クラブ練習および選手の自主的な取り組み内容の実態を把握し,小学生バドミントン選手のスポーツ傷害受傷経験と,それらに関連する要因を抽出することとした.〔対象と方法〕質問紙調査を郵送法にて実施し,回答を得た,クラブに所属する小学校3~6年生230名を対象とした.スポーツ傷害受傷経験の有無に関連する要因を検討するため,ロジスティック回帰分析を用いた.〔結果〕1週間の練習時間,自主ランニング,自主筋力トレーニング,怪我予防の取り組み意識がスポーツ傷害受傷経験の有無を説明する有意な変数として採択された.〔結語〕小学生バドミントン選手のスポーツ傷害発症予防には, 競技練習時間と自主練習内容の再考, 怪我予防に関する本人への啓発の必要性が示唆された.