2019 年 34 巻 2 号 p. 245-248
〔目的〕本研究の目的は,自転車エルゴメーター駆動で運動時に休息を挟まない持続的運動と,休息を挟む間欠的運動の違いが運動中の自律神経活動・循環動態に及ぼす影響を明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は健常成人17名とし,事前に計測した最高酸素摂取量の50%強度の中等度運動を30分行う持続的運動と同強度の運動10分と休息5分を3回繰り返す間欠的運動をそれぞれ行った.統計では対応のあるt検定を用いて自律神経活動,循環動態を最大値,最小値で評価した.〔結果〕最大値の運動様式間の比較は間欠的運動で交感神経は高値,心拍数は低値であった.〔結語〕運動中において間欠的運動では心拍数と交感神経に乖離が生じることが示唆された.