理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
Isokinetic closed kinetic chainでの下肢筋力評価法の開発
宮地 司河村 顕治
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 34 巻 3 号 p. 341-345

詳細
抄録

〔目的〕閉運動連鎖(CKC)は,前十字靭帯(ACL)再建術後のリハビリテーションに有効とされているが,臨床における筋力評価の多くは開運動連鎖(OKC)で行われている.そこで,本研究はCKCでの筋力測定法の開発を目的とした.〔対象と方法〕健常成人を対象に,開発した等速性CKCでの筋力測定法の信頼性について検討を行った.次にCKCでの下肢伸展およびOKCでの膝伸展のピークトルク(PT)について関係性を検討した.〔結果〕測定の信頼性は良好な値であった.PT値は,CKCはOKCの約2倍と有意に高値を示し,両者は強い相関関係を示した.〔結語〕等速性CKCでの下肢筋力評価は,ACL再建術後患者においても安全に行える可能性を示唆した.

著者関連情報
© 2019 by the Society of Physical Therapy Science

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top