2019 年 34 巻 3 号 p. 347-351
〔目的〕安静時における核心温と,骨格筋量および交感神経機能との関係を明らかにすることとした.〔対象と方法〕対象は,若年健常男性16名(年齢19~28歳)とした.核心温は口腔温を,骨格筋量は四肢骨格筋量から算出した骨格筋指数を,交感神経機能は心拍数計で得たRR間隔データを周波数解析して求めた超低周波成分を指標とした.骨格筋量の測定後,安静30分間の心拍数を計測し,続いて婦人用電子体温計で口腔温を5分間実測した.〔結果〕安静時核心温と骨格筋量に有意な正の相関関係が認められた.安静時核心温と交感神経機能には相関関係は認められなかった.〔結語〕若年健常男性における安静時の核心温の高さに,骨格筋量が関係することが明らかになった.