2020 年 35 巻 2 号 p. 179-185
〔目的〕評価時に足部内側の骨指標を直接観察でき,計測中の肢位と計測肢への荷重量を定義した定量荷重アーチ計測法を開発した.本研究の目的は,定量荷重アーチ計測法の信頼性と妥当性を検討することである.〔対象と方法〕若年成人12名24足を対象とした.定量荷重アーチ計測法を50%荷重時と100%荷重時の2条件で計測し,検者内・検者間信頼性と,Navicular drop test(NDT)との併存的妥当性を検討した.〔結果〕定量荷重アーチ計測法の検者内・検者間信頼性は中等度以上と評価された.定量荷重アーチ計測法とNDTとの併存的妥当性は中等度の関連がみられた.〔結語〕定量荷重アーチ計測法は足部内側縦アーチ計測法として有用であることが示唆された.