2020 年 35 巻 3 号 p. 449-453
〔目的〕中山間地域在住高齢者において,運動習慣および年齢と生活空間(Life Space Assessment:LSA)との関連性を検証することである.〔対象と方法〕対象は65歳以上の中山間地域在住高齢者657名とし,対象者に対して自記式アンケート票調査を実施した.調査項目は年齢,性別,運動習慣の有無,LSAとした.〔結果〕運動習慣の有無群でのLSA得点の比較では,運動習慣あり群は運動習慣なし群よりも有意に高かった.また,運動習慣あり群では年齢とLSAとの間に関連性はみられなかったが,運動習慣なし群では年齢とLSAとの間に関連性がみられた.〔結語〕運動習慣はLSAを維持するための一要素であることが示唆された.