理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
症例研究
足関節内反捻挫に伴う距骨軟骨損傷患者に対し理学療法開始時よりスポーツ活動を併行し競技復帰を目指した一症例
月田 隼貴浦井 龍法林 雅之近藤 仁
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2021 年 36 巻 4 号 p. 637-642

詳細
抄録

〔目的〕距骨軟骨損傷の一般的な治療方針は数週から数ヵ月間,免荷などの安静加療である.今回,理学療法開始時よりスポーツ活動を併行し,競技復帰を目指した症例を経験したため報告する.〔対象と方法〕17歳女性の高校生卓球選手である.足関節内反捻挫後より十分な安静がとれず,受傷8週後に距骨後外側部の軟骨損傷が発覚し,理学療法開始となった.スクワット動作時のleg heel alignmentや舟状骨高などのアライメント検査,テーピングによる評価をもとに,力学的負荷を考慮し理学療法や運動強度の調節を行った.〔結果〕理学療法介入から12週後に患部の治癒が確認できた.〔結語〕力学的負荷を考慮した理学療法介入および運動強度の調節により,スポーツ活動継続のもと一般的な治療計画と比較し,同程度の期間で患部の治癒に至った.

著者関連情報
© 2021 by the Society of Physical Therapy Science

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top