2022 年 37 巻 2 号 p. 159-163
〔目的〕幼児のしゃがみ込み動作の可否を調査し,動作の可否と年齢,性別,体格,足関節背屈可動域との関係について検討すること.〔対象と方法〕健常幼児166名を対象にしゃがみ込み動作の可否を調査した.動作の可否と年齢,性別,肥満度,足関節背屈可動域との関連を検討した.〔結果〕しゃがみ込み動作可能群は,加齢に伴い有意に増加した.また,女児の可能群の割合は,男児より有意に多かった.肥満度や足関節背屈可動域との関連は認められなかった.〔結語〕幼児のしゃがみ込み動作を規定する要因は体格や足関節背屈可動域だけでなく,加齢に伴って獲得する学習や経験の影響も推察された.