2022 年 37 巻 2 号 p. 205-210
〔目的〕スパインマット介入の有効性を知るため,介入前後で体力テスト結果および脊柱アライメントを比較検討すること.〔対象と方法〕110名の高校野球選手を対象に,ベッド上で背臥位をとらせ,胸椎部にスパインマットを3分間挿入する方法で介入した.介入前後にスパイナルマウスを用いて胸椎後弯角,腰椎前弯角,仙骨傾斜角を測定し,続いて体力テスト(30 m走,垂直跳び,立ち幅跳び,反復横跳び)を実施した.〔結果〕介入前後で脊柱アライメントに有意差が認められた.体力テストでは,垂直跳び,立ち幅跳び,反復横跳びの得点で有意な向上を認めた.〔結語〕スパインマットの使用により,脊柱アライメントが変化し,垂直跳び,立ち幅跳び,反復横跳びの記録が向上する可能性が示唆された.