理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
リュック所持方法および重量の相違が立位足圧中心動揺・体幹筋活動に与える影響
松野 悟之一瀬 陽生大西 暁人川口 彪雅
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2024 年 39 巻 3 号 p. 152-156

詳細
抄録

〔目的〕リュック背側所持・腹側所持および重量の相違が立位足圧中心動揺と体幹筋活動に与える影響を調査した.〔対象と方法〕対象は若年成人男性25名とした.無所持,体重5%および10%重量のリュックを腹側で所持する条件,体重5%および10%重量のリュックを背側で所持する条件の5条件とした.各条件における総軌跡長と上部・下部腹直筋,外腹斜筋,脊柱起立筋の筋活動を評価した.〔結果〕腰部脊柱起立筋の筋活動は,腹側所持5%および10%重量において無所持および背側所持条件と比較して有意に高値を示した(p<0.01).〔結語〕リュック腹側所持条件は無所持および背側所持条件よりも脊柱起立筋の負担増加をもたらすることが明らかとなり,腰背部筋張力発生に伴う腰部の負担増加につながる可能性が示唆された.

著者関連情報
© 2024 by the Society of Physical Therapy Science

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top