2026 年 41 巻 4 号 p. 93-99
〔目的〕足関節骨折術後患者におけるWeight-Bearing Lunge Test(WBLT)と降段動作時の下肢関節角度の関係を検討した.〔対象と方法〕足関節背屈可動域に健患差がない足関節骨折術後患者10名を対象とし,健側および患側のWBLTと降段動作時の支持脚の関節角度を測定した.関節角度は動作解析ソフトKinoveaを用いて,足関節背屈,膝関節屈曲,股関節屈曲および内転角度を測定した.〔結果〕WBLTと降段動作時の足関節背屈角度は有意な正の相関を認めた.また,降段動作時の患側足関節背屈角度は有意に低値を示し,患側股関節内転角度は有意に高値を示した.〔結語〕WBLTは降段動作時の足関節背屈角度と関連することが示唆され,足関節背屈角度が低値の症例では,股関節内転角度が高値を示した.