2026 年 41 巻 5 号 p. 133-139
〔目的〕生活期脳卒中者に対する歩行学習支援ロボットOrthobotを用いた歩行練習が,歩行速度および歩容へ与える影響を明らかにする.〔対象と方法〕通所リハビリテーション利用者11名(男性5名,女性6名)に対照群のない単一研究を行い,Orthobot歩行介入による歩行速度および下肢関節角度の2週間の変化をA-B-A法(同じ集団を「時間の流れ」に沿って3つの段階で追う研究デザイン)にて比較検証した.〔結果〕歩行速度と立脚期での股関節屈曲および伸展角度に有意な改善を認め,いずれも介入後2週間時点でも効果が持続していた.〔結語〕Orthobotは,生活期における歩行再建のための手段として有用である可能性が考えられる.