理学療法のための運動生理
Print ISSN : 0912-7100
椅子からの立ち上がりにおける両手把持の体幹・下肢筋への影響について
成瀬 進桝田 康彦菅村 正吾兼安 恵子矢野 亜聖吉尾 雅春
著者情報
キーワード: 立ち上がり, 筋電図, 片麻痺
ジャーナル フリー

1988 年 3 巻 2 号 p. 81-84

詳細
抄録
椅子からの立ち上がり時に、両手把持をすることで、脊柱起立筋、大腿直筋、前脛骨筋におよぼす影響を表面筋電図を用いて、片麻痺患者10名、健常人10名を対象に検討した。
結果、両手把持することで、健常人の前脛骨筋のピーク値が左右共に有意に低下した。また、健常人の左前脛骨筋、片麻痺患者の患側前脛骨筋の活動開始が遅れた。
これらから、両手把持することは、立ち上がり前半の屈曲期に影響をおよぼしているものと考えられる。
著者関連情報
© 理学療法科学学会
前の記事 次の記事
feedback
Top