陸水学雑誌
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東京北多摩地区地下水中の硝酸態窒素
加藤 寛久小倉 紀雄
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1992 年 53 巻 4 号 p. 265-272

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抄録
東京北多摩地区の地下水(湧水及び深井戸水)の水質が1986年から1988年にかけて調査された。
湧水N-0の硝酸態窒素濃度は467から653μgat・l-1であった。そして,硝酸態窒素濃度は,夏に低く,冬に高いという傾向を示した。また,湧水N-0において,1976年から1988年にかけて,湧出水量と塩化物イオン濃度は減少する傾向を示したのに対して,硝酸態窒素濃度は徐々にではあるが,増加する傾向を示した。国分寺崖線の湧水では,硝酸態窒素濃度が800μgat・l-1を越える高い値を示したものがあった。深井戸2地点における硝酸態窒素濃度は,国分寺崖線の湧水よりも低い値を示した(W-1:353-609μgat・l-1, W-2:143-253μgat・l-1)。
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