日本臨床外科医学会雑誌
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Meconium diseaseの臨床的検討
梅田 隆司長屋 昌宏津田 峰行飯尾 賢治伊藤 喬廣石黒 士雄安藤 久実
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1988 年 49 巻 2 号 p. 254-259

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抄録
Mucoviscidosisを伴わないmeconium ileusはmeconium diseaseと呼ばれ,新生児期に小腸末端の通過障害を来す.このため全結腸無神経節症との鑑別が困難とされている.今回, meconium disease 6例,全結腸無神経節症13例の経験よりこの両疾患の鑑別点とmeconium diseaseの治療法について検討した.
臨床所見では両者を鑑別することはできなかった.腹部立位単純X線写真では,小腸の拡張像は両者にみられたが,全結腸無神経節症でほぽ全例に認められた鏡面像がmeconium diseaseでは全例認められなかった.
注腸透視では,全結腸無神経節症で31%に認められたmicrocolonがmeconium diseaseでは全例に認められた.
以上の二点が鑑別に有用となろう.
meconium diseaseの治療にはガストログラフィン®による注腸ないし,経口投与を第一選択とすべきと考える.
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