日本臨床外科医学会雑誌
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術後2年半で再弁置換術を余儀なく行ったMitroflow®弁機能不全例
足立 孝毛井 純一神楽岡 治彦池田 豊秀板岡 俊成大貫 恭正横山 正義新田 澄郎
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1992 年 53 巻 10 号 p. 2388-2391

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抄録
Mitroflow弁は牛心膜をグルタールアルデハイド処理し製作した第二世代の生体弁で機能的にも優れた特徴を持つが,置換後早期での弁機能不全例の報告が散見されるなど弁自体の耐久性には問題も認める.今回, 40歳,女性の置換後2年5カ月での再弁置換術を行ったMitroflow弁機能不全例を経験した.機能不全の原因はステントに絡んだ糸が弁自体に亀裂を生じさせたために僧帽弁閉鎖不全を併発したという珍しいものであったが,その糸はわれわれが手術に用いたものではなくその起源は不明であった.
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