日本臨床外科医学会雑誌
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自律性機能性甲状腺結節(AFTN)の臨床的検討
鈴木 眞一土屋 敦雄遠藤 清次鈴木 正人滝田 賢一阿部 力哉
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1992 年 53 巻 6 号 p. 1257-1260

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抄録
われわれは自律性機能性甲状腺結節(AFTN)の26例(中毒例9例,非中毒例17例)を経験し,臨床病理学的にその特徴を検討した. AFTNは甲状腺腫瘍の2.9%に認められ,女性に圧倒的多く発症した(1:7.7).病悩期間は中毒例の方が有意に長かった(p<0.05). T3値は中毒例でcut-off値を越えて高値を示し, T3, T3/T4比とも中毒例が非中毒例に比して有意に高値を示した(p<0.01, 0.05).病理組織学的所見では両群とも2/3が腺腫様甲状腺腫で,約1/3が腺腫であった. AFTN 26例中3例に甲状腺癌を合併しており, 2例は非機能性の乳頭癌で1例は機能性を持った濾胞癌であった.
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