日本臨床外科医学会雑誌
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乳癌を合併したWerner症候群の1例
金 成弼芝 英一宮内 啓輔小林 哲郎森 武貞高井 新一郎
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キーワード: Werner症候群, 乳癌
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1992 年 53 巻 7 号 p. 1576-1579

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抄録
Werner症候群は比較的稀な疾患であり,高頻度に悪性腫瘍を合併することが知られている.今回,われわれはWerner症候群に合併した乳癌の症例を経験した.患者は, 38歳女性で右乳房腫瘤を主訴として当科受診した.触診, mammography,超音波検査,穿刺吸引細胞診で乳癌と診断され,大胸筋温存によるPatey法を施行し,術後経過良好で2週間後退院となった.本症候群においては癌腫系に比べて肉腫系が多く,また乳癌を合併した報告は少ない.
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© 日本臨床外科学会
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