愛媛大学第2外科
1998 年 59 巻 1 号 p. 138-142
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私達は比較的稀と思われる新生児十二指腸潰瘍穿孔の2例を経験した. 2症例とも生後2日女児で,嘔吐,腹部膨満を主訴とし上部消化管穿孔の診断で緊急手術を行った. 2症例とも十二指腸球部前壁に円型の穿孔(punched-out)を認める十二指腸潰瘍穿孔であった.穿孔部単純縫合閉鎖・大網被覆および腹腔内ドレナージ術を施行し,術後経過は良好であった.現在,術後4年・7年の経過観察で成長発育に問題を認めていない.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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