日本臨床外科学会雑誌
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低用量5-FU/CDDP化学療法併用OK-432腫瘍内投与が有効であった直腸癌骨盤内再々発の1例
磯谷 正敏山口 晃弘堀 明洋金岡 祐次高橋 吉仁李 政秀
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1999 年 60 巻 6 号 p. 1587-1590

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抄録

直腸癌術後の骨盤内2次再発巣を有する56歳の女性に対し,低用量5-FU/CDDP化学療法併用OK-432腫瘍内投与(計60KE)を行い腫瘍の縮小と腫瘍マーカーの正常化を認めた.この抗腫瘍効果はCD 8の低下と相関した. OK-432腫瘍内投与は,直接的な抗腫瘍効果とともに,宿主の正の免疫応答性を高めたと考えられた.

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