大分医科大学第1外科
2002 年 63 巻 4 号 p. 853-856
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乳癌晩期再発の8例を報告した.再発時の年齢は43歳から68歳,初回治療から再発までの期間は9年から25年であった.肝転移を生じた2例は腫瘍死に至ったが,残りの6例は生存しており,その期間は22カ月から79カ月,中央値52カ月であった.乳癌晩期再発の部位や時期は患者によって異なり,再発後の予後は再発部位と関連し,化学療法や内分泌療法による症状のコントロールが重要であった.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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