臨床血液
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症例
骨髄増殖性疾患由来と考えられるHypereosinophilic Syndromeの2例に対するインターフェロン療法
小林 正之, 片山 俊夫, 落合 成正, 吉田 真弓, 海渡 健, 増岡 秀一, 島田 貴, 西脇 嘉一, 酒井 紀
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1993 年 34 巻 3 号 p. 367-372

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抄録
骨髄増殖性疾患(MPD)由来と考えられるhypereosinophilic syndrome (HES)の2例を経験し,interferon-α (IFN-α)療法を試みたので報告する。症例1は45歳の男性。Prednisoloneが無効で,Flaumらの血液学的スコアが8点であったことよりMDP由来のHESと診断,hydroxyurea (HU)を投与していたが4年後心肺障害が出現,IFN-αで寛解が得られた。症例2は30歳の男性,血液学的スコアが9点のHESでHUによりコントロール良好であったが,3年後好中球主体のaccelerated phaseに移行し8 trisomyの染色体異常も出現したため,IFN-αを投与したが効果なく死亡した。なお両患者のリンパ球には好酸球コロニー刺激因子産生能の亢進は認められなかった。MPD由来のHESの診断にはFlaumらの血液学的スコアが有用であった。また1例でIFN-αが有効であったが,より早期から試みられるべき治療法と思われた。
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© 1993 一般社団法人 日本血液学会
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