臨床血液
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症例
大殿筋に原発したBurkittリンパ腫
恵木 容子藤本 博昭近藤 美知代田 常道林 徹
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1999 年 40 巻 2 号 p. 140-144

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抄録
症例は61歳男性,1996年10月に左殿部および大腿部における疼痛,腫脹を主訴に入院。LDH, 可溶性IL-2レセプター抗体(sIL-2 R)は異常高値を示し,Gaシンチにて同部に著明な集積を,またMRIのT2強調画像にて筋肉の腫大,境界不鮮明な高信号を認めた。左大腿部生検にて,いわゆる“starry sky pattern”を示した。また腫瘍組織における染色体検査にてt(2;8)(p11;q24)等の異常を認めた。Epstein Barr Virus (EBV)との関連は認めなかった。以上の結果よりBurkittリンパ腫非アフリカ型と診断。CHOP療法および放射線照射を施行した。初回は治療に反応を示したものの,休薬期間中に急速に進展,増悪し,著明な治療抵抗性を示した。本症例のような筋肉内原発のBurkittリンパ腫は現在報告されておらず,興味深い1例と考えられた。
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© 1999 一般社団法人 日本血液学会
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