臨床血液
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臨床研究
本邦における骨髄不全症候群診断のための検査に関する実態調査
荒関 かやの松田 晃通山 薫石川 隆之川端 浩宮崎 泰司中尾 眞二朝長 万左男高折 晃史黒川 峰夫小峰 光博小澤 敬也
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2012 年 53 巻 7 号 p. 691-697

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抄録
「特発性造血障害に関する調査研究班」の「再生不良性貧血/骨髄異形成症候群の前方視的症例登録・セントラルレビュー・追跡調査」の登録票を用いて造血不全診断に関する検査の実施状況を調査した。骨髄生検は105例中66例(63%)[施設診断 再生不良性貧血(AA) 64例中51例(80%), 骨髄異形成症候群(MDS) 37例中12例(32%), 診断不能4例中3例(75%)]で実施された。骨髄穿刺は全例で実施され,36例(34%)では複数回の穿刺が行われた。骨髄穿刺の第一選択部位は腸骨が多かった(62%)。染色体検査は93%で実施された。AA, Idiopathic cytopenia of undetermined significance, MDSの診断一致率は93%であった。発作性夜間ヘモグロビン尿症型血球検査が実施されたのは32%であった。
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© 2012 一般社団法人 日本血液学会
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