国立がん研究センター東病院 血液腫瘍科
2019 年 60 巻 7 号 p. 843-846
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ヘッジホッグ(Hedgehog, Hh)シグナル伝達経路は,胎生期の臓器形成において重要な機能を担っている。近年,がんにおけるアベラントな(異常な)活性化や白血病幹細胞との関わりなども見出され,治療標的として注目が高まっている。SMO(Hhシグナルをポジティブに制御する分子)に対する阻害剤は,基底細胞がんに対する臨床効果が示されているとともに,急性骨髄性白血病(AML)に対する研究・開発も進行中であり,期待が持たれている。
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