2025 年 31 巻 p. 253-258
本研究では,鉄道橋りょうが架かる実河川断面を対象に,河道特性を示す指標と側方侵食の関連性を分析した.分析の結果,複列砂州が発達していてB/hが大きい河道,過去に複列砂州だった河川の川幅が縮小した河道,比高の高い砂州が発達している河道で側方侵食が発生していることを示した.統計的手法による検討から,B/hとB/Baを用いて側方侵食の発生危険度を評価する方法を構築した.本手法は,簡易に算出できる指標を用いて,側方侵食の危険度を評価できる可能性があり,鉄道の河川橋りょうを管理する上で有益であると考えられる.